シーリング
シーリングって何?

シーリング材とは外壁材と外壁材のつなぎ目や窓まわりに見られるゴム製の目地材です。
触ると柔らかい弾力性のある素材です。
シーリング材の役目は外壁の動きに対応してその力を逃がす役割と外壁材の間にすき間が出来ないようにし、雨や湿気の侵入を防ぐ役割を果たしています。
このシーリングが劣化してしまうと、割れたりし雨風の侵入を許してしまい、雨漏りの原因になったります。
シーリングは時間が経つと劣化する!?
シーリング材は時間が経つと固くなります!
新築の時は上から塗装をせずに、シールそのものがむきだし状態のため、紫外線が直接あたる格好となって劣化していきます。
特に、家の北東側より陽のあたりがつよい南西側の劣化が激しくなります。
しかし、シーリングが割れたからっと言って、直ぐに雨水が内部に漏水するとは限りません。
通常外壁は一次防水と二次防水の二段階で、形成されているからです。しかし、長年放置しておくと漏水や外壁の変形、漏水により胴縁などの木部の腐敗などの現象が出てくるのでご注意を。

サッシ廻りのシーリング割れ
外壁の目地部分のシーリング割れ
シーリングの消滅
シーリングのはく離
シーリングはなぜ劣化する?
シーリング材も外壁材の一種です。外壁にかかわる素材は常に紫外線、雨、温度変化にさらされている状態です。
当然、シーリングもこの状態にさらされているので劣化していきます。
紫外線
雨
温度変化
下地に適正なシーリング材を使用する他にシーリング、コーキング工事は適正な幅と厚みが、施工後の明暗を分けてしまいます。そして目地部分はカッターにて撤去し、2面接着が基本です。
2面接着とはシーリング両サイドにはプライマーを塗り、底部分には接着をさせない事を表します。
(どうして3面接着ではなく2面接着なのかは、お会いしてからお話しさせていただきます。)
こんな至難の技はその道で熟練した職人さんしか出来ません。


誰がシーリング工事を施工するのか?確認が絶対に必要です!
シーリング防水工事にも一級技能士が行うのか?塗装の職人さんが行うのか?
ほとんどの塗装工事では、コスト削減の為にシーリングは塗装職人さんが行う事が多いと思いますが、実はそこに大きな落とし穴が有るのです。表面上はキレイに打設しても、シーリングの厚みが薄く2年~3年くらいでシーリングが割れてきてしまいます。そんな不良施工を防ぐ為にプロの職人さんが行う事が大切なのです。
塗装一級技能士以外にも、サッシ廻りや外壁目地のコーキング工事はシーリング一級技能士、足場工事は足場架設作業主任者が行い、全ての作業においてその職種プロフェッショナルが実際に作業を行っていますので安心です。
品質を重視する上には必要な免許です。
ほとんどのお宅のサッシ廻りや外壁の目地部分には、シーリング防水が打設されています。
シーリング防水工事を軽視すると、漏水が起きたり、防水性能が向上せずに、家の寿命を短くしてしまいます。
また、どんなに素晴らしく耐久性が望める高級塗装を塗っても、シーリング防水に問題が起きたら無駄な工事となってしまいます。
掛川スズキ塗装ではシーリング工事は家の生命線と考えています。
必ず有資格者のシーリング一級技能士が工事を行い、耐久性能と適切なシーリング材の厚みを維持する為に品質管理を徹底しています。

シーリングと一言で言っても、何10種とあります
シーリング材も適材適所に対応する事が大切です。
戸建て住宅には1液シーリング材がベスト!




打設部の素材によって、取り扱うシーリング材が異なります。
1成分形 | 2成分形 |
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湿気や酸素、乾燥で自然硬化させます | 硬化剤などを混ぜて反応硬化もしくは非硬化のタイプです |
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