歩行や車輌の走行による摩耗、落下物による破損、薬品による腐食等が原因で、工場や倉庫の床は劣化していきます。コンクリートの床が削れると、発生した粉じんが品物や機械に混入し、品質低下や故障を引き起こすこともあります。そのため、床塗装は、粉じんを防止し品物の品質や衛生を保つためにもとても重要です。
また、工場・倉庫によく利用される金属素材の外壁材は、外気の影響を受けやすく建物の温度調整が難しいものですが、塗装によって解決できます。定期的なメンテナンスとして外壁塗装をすることは、建物の資産価値を維持することに大いに貢献します。
工場・倉庫 FACTORY-FLOOR
職場環境の改善、建物の資産価値の維持に! 工場・倉庫に必要な塗装
工場・倉庫に必要な塗装は、大きく2つ
躯体コンクリートを守ります! 床塗装
- 床を傷める様々な要因から躯体コンクリートを守る
- 床のヒビ割れや削れ・凹凸を抑えることで、作業員の転倒を防いで安全性を上げる
- コンクリート床の削れによる粉じんを防止し、品物の品質や衛生を保つ
場所の使用条件に合わせた施工が重要 塗料選びのポイント
機械的強度
- ・耐荷重性
- ・耐荷重性
- ・耐荷重性
化学的特性
- ・耐水性
- ・耐薬品性
- ・耐熱性
- ・耐候性
居住性
- ・歩行感
- ・美観性
塗装の目的
衛生面の強化、ヒビ補修や改修
使用条件
精密機械、研究、使用薬品、火気や熱湯の有無、食品、冷蔵室など
設置荷重と頻度
車輪に接している単位面積あたりの荷重と走行頻度
それぞれに特徴があります! 主な塗料
01.エポキシ樹脂
メリット
- 耐熱性、接着性、耐薬品性、機械的性能に優れ、
化学工場などへの塗装に適している。 - 耐摩耗性、耐久性にも優れている
(フォークリフトの走行にも耐える)。 - 耐水性があり、酸素を通さないので腐食予防に優れる。
- 電気絶縁性にすぐれた特性を持つ。
デメリット
- 靭性(じんせい)、つまり粘り度が小さいので、塗膜にやわらか味がない。
- 紫外線に弱く、長時間さらされると白く変色して劣化する。
- 耐候性・低温硬化性( 5℃以下)に弱い。
02.ウレタン樹脂
メリット
- 弾性があり硬化した後の塗膜もやわらかいので、建物に動きがかかってもヒビ割れしにくい塗膜となる。
- 耐薬品性に富み工場など汚染されやすい地域に適している。
- 素材に対し密着性が非常に高い塗料で扱いやすく施工性が良い。
- 素地の表面を樹脂で覆うので、傷に強く素地が侵されにくい傾向があるため、次回のメンテナンスが楽。
- 優れた強度と耐久性に富んだ床材で衝撃による割れ、剥がれが起こりにくい。
- 重量物の運搬、設置にも長時間耐えることが可能。
デメリット
- 光沢保持率が低く、経年により光沢の減少速度が早い傾向がある。
- 汚れが付着しやすい。
- 高湿度の環境では発泡しやすく施工時に要注意。
03.アクリル樹脂溶剤系
メリット
- 滑らかな高光沢、発色が良い。
- 施工性が高く、軽作業所、軽歩行通路、機械室、電気室にも最適。
- コンクリートへの付着性に優れる。
- コストが安価で施工できる。
デメリット
- 光沢保持率が低く、経年により光沢の減少速度が早い傾向がある。
- 汚れが付着しやすい。
- 高湿度の環境では発泡しやすく施工時に要注意。
こちらもおすすめ!
ハードライン引き
工場内での整理・整頓やエリア分け、路面での駐車スペースの整理と区画割りなどにも、ハードライン引きがおすすめです。
通行していい場所や注意が必要な場所が一目でわかるため、機械が稼働しフォークリフトが行き交う工場内でも安全性が高まります。
どこでどんな作業をしているのか、何がどこに置かれているのかといったことが簡単にわかるようになるため、業務の効率化にも役立ちます。
通行していい場所や注意が必要な場所が一目でわかるため、機械が稼働しフォークリフトが行き交う工場内でも安全性が高まります。
どこでどんな作業をしているのか、何がどこに置かれているのかといったことが簡単にわかるようになるため、業務の効率化にも役立ちます。
職場環境の改善に! 外壁塗装
- 塗料によって建物内を適切な温度に保てるため、スタッフの働きやすさが改善
- 経年によって古くなった外観もリフレッシュ
- 比較的安価な遮熱塗料での施工は、コスト面から見てもおすすめ
工場・倉庫塗装のメリット
工場・倉庫は閉め切って業務を行うことも多く、業種によってはエアコンが使えない場合もあります。
遮熱塗料で塗装することで輻射熱を大幅にカットし、建物内を適切な温度に保ちます。遮熱効果で建物が暑く(寒く)なりにくいので、熱中症やヒートショックなどの健康被害を防ぐのはもちろん、スタッフの働きやすさに繋がります。
さらに、経年によって古くなった外観もリフレッシュ。
建物の耐久性を高めることで資産価値の向上にもつながります。
遮熱塗料は、シリコン塗料と同じ程度の価格で比較的安価に施工ができるため、コスト面から見ても大変おすすめの塗料です。
遮熱塗料で塗装することで輻射熱を大幅にカットし、建物内を適切な温度に保ちます。遮熱効果で建物が暑く(寒く)なりにくいので、熱中症やヒートショックなどの健康被害を防ぐのはもちろん、スタッフの働きやすさに繋がります。
さらに、経年によって古くなった外観もリフレッシュ。
建物の耐久性を高めることで資産価値の向上にもつながります。
遮熱塗料は、シリコン塗料と同じ程度の価格で比較的安価に施工ができるため、コスト面から見ても大変おすすめの塗料です。
SUGGESTION 実際のご提案例
1 )N様工場(磐田市西貝塚):エポキシ樹脂塗装
下地処理にて研磨と欠損部を処理し、2度塗りで品質を保ちながら施工しました。