外壁塗装の見積もりを取ると、多くの方がこんな疑問にぶつかります。
「屋根塗装も一緒にした方がいいの?」
「外壁だけ先に塗って、屋根は後回しでも大丈夫?」
「同時にすると費用は上がるけど、結局トータルではお得なの?」
実はこの判断、住まいの寿命や将来的な費用に大きく関わってきます。
外壁と屋根は、どちらも雨風や紫外線から家を守っている大切な部分。片方だけを見て決めてしまうと、「数年後にまた足場を組んで、余分な足場代を払うことになった」というケースも少なくありません。
一方で、屋根の状態によっては「今回は外壁だけで十分」「塗装よりもカバー工法の方が合っている」というパターンもあります。
つまり、「外壁塗装と屋根塗装は一緒にすべきか」に正解は一つではなく、劣化状況や屋根材の種類によって最適な選択は変わるのです
この記事では、
- ✅外壁塗装と屋根塗装を同時に行うメリット・デメリット
- ✅同時施工を検討した方がよいケースの見極め方
- ✅塗装ではなく屋根カバー工法を検討すべきケース
を、費用や足場代の考え方も交えながら解説します。
外壁塗装と屋根塗装、判断のカギは「屋根の状態」
結論から言うと、外壁塗装と屋根塗装を同時にするかどうかは、屋根の状態次第です。
「外壁の見積もりを取ったから、屋根も一緒に」と一律に決めるものではありません。
とはいえ、屋根の劣化を見過ごしたまま外壁だけを仕上げてしまうと、数年後にもう一度足場を組むことになり、結果的に足場代を二重に払うことにもなりかねません。
判断の材料として、次のポイントをチェックしてみましょう。
- ✅屋根材の種類
- ✅屋根の色あせやコケの状態
- ✅ひび割れや欠けの有無
- ✅棟板金や釘浮きの状態
- ✅雨漏りの有無
- ✅前回の塗装からの年数
- ✅今後どのくらい住む予定か
- ✅外壁と屋根のメンテナンス時期をそろえたいか
「同時にすると足場代が浮くから」という理由だけで屋根工事を決めてしまうのは避けたいところです。あくまで、屋根に本当に工事が必要かどうかを見極めることが先決です。
外壁塗装と屋根塗装を一緒に行うメリット
外壁塗装と屋根塗装を同時に行うメリットは、主に4つあります。
足場をまとめられる
外壁塗装も屋根塗装も、工事には足場が欠かせません。別々の時期に工事をすると、そのたびに足場を組み直すことになります。
足場代は工事費用の中でも比重が大きいため、同時施工にすることでこのコストを一本化できるのは大きな利点です。
ただし、足場代を節約したいがために不要な屋根工事まで行ってしまっては本末転倒です。あくまで屋根の状態を確認したうえでの判断が前提になります。
メンテナンス時期をそろえやすい
外壁と屋根を別々のタイミングで塗ると、「外壁は10年後、屋根は5年後」というように、次回のメンテナンス時期がずれていきます。
同時に施工すれば、劣化のタイミングや塗料の耐久年数をそろえやすくなり、長期的な計画が立てやすくなります。
外観全体の印象を整えやすい
外壁だけをきれいにすると、外壁だけをきれいにすると、逆に屋根の色あせや汚れが際立ってしまうことがあります。
外壁と屋根をまとめて塗装すれば、色のバランスを含めた建物全体の仕上がりを検討できます。
付帯部の色も合わせて選べるため、統一感のある外観に仕上がりやすいのもメリットです。
工事の手間を一度にまとめられる
足場の設置、洗浄、養生、そして工事期間中の生活への影響——これらは工事のたびに発生する負担です。同時施工にすることで、打ち合わせや工期を一本化でき、負担を最小限に抑えられます。
外壁塗装と屋根塗装を一緒に行うデメリット
外壁と屋根を同時に施工することにはメリットがありますが、デメリットもあります。
一度にかかる費用が大きくなる
同時施工にすれば、当然ながら一度に支払う金額は大きくなります。外壁塗装だけなら予算内でも、屋根塗装が加わることで負担が増えるケースは少なくありません。
「今すぐ必要な工事」と「先延ばしにできる工事」を分けて考えることが大切です。
屋根の状態によっては塗装できない場合がある
屋根材の劣化が進んでいる場合、そもそも塗装では対応しきれないことがあります。屋根材の割れや反りが多い、防水シートの劣化が疑われる、雨漏りがあるといったケースです。
こうした状態のまま塗装をしても、根本的な解決にはなりません。塗装ではなく、屋根カバー工法や葺き替えを検討すべき場合があります。
外壁と屋根で適切な塗料の耐久年数が違う場合がある
屋根は外壁よりも紫外線や雨風の影響を強く受けるため、同じグレードの塗料でも劣化のスピードに差が出やすくなります。
同時に塗装する場合は、それぞれの環境に適した塗料を選び、耐久年数をなるべくそろえることで、次回のメンテナンス時期のズレを小さくできます。
外壁塗装と屋根塗装を一緒に検討した方がよいケース
次のような場合は、外壁塗装と屋根塗装を一緒に検討する価値があります。
外壁も屋根も前回塗装から10年以上経っている
外壁だけでなく屋根も劣化している可能性が高い時期です。屋根は普段目にする機会が少ないぶん、色あせやコケ、ひび割れ、板金の浮きなどに気づかないまま進行していることもあります。外壁塗装の見積もり時に、あわせて屋根もチェックしてもらいましょう。
屋根の色あせやコケが目立つ
色褪せやコケは塗膜の保護機能が低下しているサインの一つです。
ただし、コケがあるからといって必ず塗装が必要とは限りません。屋根材の種類や劣化の程度によっては、塗装以外の工事が適している場合もあります。
足場が必要な工事をまとめたい
屋根塗装のほか、雨樋補修、シーリング、防水工事など、足場を要する工事が複数ある場合は、まとめて検討すると効率的です。外壁塗装のタイミングで屋根や付帯部も一緒に確認しておくことで、数年後に再び足場をかけるリスクを減らせます。
外観の色をまとめて変えたい
外壁の色だけを変えると、屋根の色あせがかえって目立ってしまうことがあります。
外壁・屋根・雨樋・破風板・水切りなどをまとめて検討することで、全体としてバランスの取れた仕上がりになります。
外壁だけ先に塗装してもよいケース
一方で、外壁塗装と屋根塗装を必ずしも一緒にする必要はありません。
次のような場合は、外壁だけを先に塗装するという選択肢も十分に考えられます。
- ✅屋根の状態が良好
- ✅屋根を数年前に塗装済み
- ✅屋根材が塗装不要または塗装に向かない
- ✅今回は予算を外壁に集中したい
- ✅屋根は将来的にカバー工法や葺き替えを検討している
ここで大切なのは、「屋根を確認しないまま、なんとなく外壁だけにする」ことを避けること。屋根の状態を確認したうえで、今すぐの工事が不要と判断できるのであれば、外壁だけの塗装でも問題ありません。
屋根塗装ではなく屋根カバー工法を検討した方がよいケース
屋根の状態によっては、塗装ではなく屋根カバー工法の方が適している場合があります。屋根カバー工法とは、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねて葺く工事のことです。
次のようなケースでは、塗装だけでは十分な効果が見込めない可能性があります。
- ✅屋根材のひび割れや欠けが多い
- ✅屋根材の反りや浮きが目立つ
- ✅雨漏りがある
- ✅下地や防水シートの劣化が疑われる
- ✅塗装しても長持ちしにくい屋根材
- ✅過去に何度も塗装している
外壁塗装の見積もり時に屋根の劣化が見つかった場合は、屋根塗装・屋根カバー工法・葺き替えのどれが最適か、専門業者に比較検討してもらうことをおすすめします。
「とりあえず塗っておく」のではなく、屋根の状態に合った工事を選ぶことが、結果的に長い目で見た費用を抑えることにつながります。
見積もりで確認しておきたい5つのポイント
外壁塗装と屋根塗装を同時に検討する際は、見積もりを受け取ったら次の点をチェックしておきましょう。
外壁と屋根の工事内容が分かれているか
金額・面積・使用する塗料名が、外壁と屋根で別々に明記されているかを確認しましょう。「外壁・屋根塗装一式」とだけ書かれている見積もりは、内訳を必ず聞いておくことをおすすめします。
屋根材の状態を写真で説明してくれるか
屋根は自分の目で確認しづらい場所です。だからこそ、写真や診断結果をもとに、どこにどんな劣化があり、なぜその工事が必要なのかを説明してくれるかどうかは重要な判断材料になります。
屋根塗装以外の選択肢も説明してくれるか
屋根の状態によっては、塗装よりもカバー工法や葺き替えの方が適していることがあります。「塗装ありき」で話を進める業者ではなく、状態に応じた複数の選択肢を示してくれる業者かどうかを見極めましょう。
外壁と屋根の塗料の耐久性を考えているか
外壁と屋根では劣化のスピードが異なります。次回のメンテナンス時期が大きくずれてしまわないよう、それぞれに使う塗料の耐久年数についても確認しておくと安心です。
足場を使う工事が他にないか
外壁塗装・屋根塗装以外にも、雨樋、破風板、軒天、シーリング、ベランダ防水など、足場があるタイミングでまとめて見ておきたい箇所があります。すべてを一度に工事する必要はありませんが、状態だけでも把握しておくと、今後のメンテナンス計画が立てやすくなります。
掛川スズキ塗装へ外壁・屋根塗装をご相談いただくメリット
外壁塗装と屋根塗装を一緒にすべきかどうかは、お住まいの状態によって一軒一軒異なります。掛川スズキ塗装では、外壁だけでなく、屋根・シーリング・雨樋・防水部分まで含めて、建物全体を確認したうえでご提案しています。
- ✅外壁と屋根、それぞれの劣化状態を確認します
- ✅写真などを使って、必要な工事を分かりやすくご説明します
- ✅外壁塗装、屋根塗装、屋根カバー工法など、複数の選択肢を比較してご提案します
- ✅必要な工事と今すぐでない工事を整理してお伝えします
- ✅足場を使う工事をまとめて確認します
- ✅色選びや塗料選びも含めてご相談いただけます
「外壁だけでよいか、屋根も必要か知りたい」
「屋根塗装と屋根カバー工法で迷っている」
「足場があるうちに他の部分も見てほしい」
「外壁と屋根の色をまとめて相談したい」
このような段階でも、お気軽にご相談ください。工事を増やすためではなく、建物の状態を正しく把握していただいたうえで、必要な工事をご納得いただけるようご説明いたします。
まとめ|外壁塗装と屋根塗装は状態を確認してから判断しましょう
外壁塗装と屋根塗装を一緒にするかどうかは、屋根の状態を見て判断することが大切です。
同時施工には、足場をまとめられる、メンテナンス時期をそろえやすい、外観の印象を整えやすいというメリットがあります。
一方で、一度にかかる費用が大きくなることや、屋根の状態によっては塗装では対応できない場合があることも知っておきましょう。
判断するときは、次の点を確認してください。
- ✅屋根の劣化状態
- ✅前回塗装からの年数
- ✅屋根材の種類
- ✅雨漏りの有無
- ✅外壁と屋根の塗料耐久性
- ✅足場が必要な他の工事
- ✅屋根塗装以外の選択肢
掛川市・菊川市・袋井市・磐田市周辺で外壁塗装や屋根塗装を検討している方は、掛川スズキ塗装へお気軽にご相談ください。外壁と屋根の状態を確認し、必要な工事と優先順位を分かりやすくご説明します。
FAQ
外壁塗装と屋根塗装は一緒にした方が安いですか?
足場を一本化できるぶん、別々に工事するよりトータルで効率がよくなる場合があります。ただし、屋根の状態が良好であれば、無理に同時施工する必要はありません。
外壁だけ塗装して屋根は後回しでも大丈夫ですか?
屋根の状態が良好であれば、外壁を先に塗装するという選択肢も十分にあります。ただし、屋根を確認しないまま先送りにすると、数年後に再び足場が必要になることがあるため注意が必要です。
屋根塗装ではなく、屋根カバー工法が必要になるのはどんな場合ですか?
屋根材の割れや反りが多い場合、雨漏りがある場合、下地や防水シートの劣化が疑われる場合などは、塗装ではなくカバー工法や葺き替えを検討することがあります。
外壁と屋根の塗料は同じグレードがよいですか?
必ずしも同じグレードである必要はありません。屋根は外壁よりも紫外線や雨風の影響を受けやすいため、それぞれの環境に適した塗料を選ぶことが大切です。
外壁塗装の見積もり時に屋根も見てもらえますか?
はい、外壁塗装を検討するタイミングで屋根もあわせて確認するのがおすすめです。写真などを使って屋根の状態を確認しながら、塗装が必要か、それとも別の工事が適しているかを判断していきましょう。
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建物の状態を確認し、必要な対応をご案内します。
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