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職人の掌仕事

塗職人  心を込めて一塗入魂

 足場仮設時に弊社の看板に記載しておりますキャッチコピーになります。
職人と言っても様々な職種があり各々が、プライドを持ったプロフェッショナルとして。
日々神経を擦り減らしながら現場で静かに戦っています。
静かに。 無言で。 結果以外は誰に見られているわけでもなく。 黙々と。 自問自答を繰り返し。
仕上がりを想像しながら。。。

正直気難しい人もいると思います。僕らでは想像が追い付かない先を視ているあまりに
『簡単に言ってくれるなぁ。じゃあお前がやってよ。』
と意見がぶつかり言い合いになることも多々あります。結局は全力で嫌な顔してやってくれんですけど。(笑)

すべては
『喜んでもらうため』 
直接声を掛けられることのほうが少ないのに…

毎日。風の日も、35度超えの炎天下の日の灼熱の屋根の上でも、強風で揺れる足場の上でも。
喜んでもらうために。自分のプライドのために。

 そんな苦しくて投げ出したくなるような環境でもこの道を歩み続けてきた人がいる。
掛川スズキ塗装の創設者の会長は、新人の僕に昔の話をよく教えてくれます。


  • 昔は今みたいな足場なんてなかった。 丸太で足場組んで新聞紙まいて足裏にペンキがつかんように養生にしてたら夕立の雨でそれが濡れて滑って…
ローラーなんて便利なもんはなくて何を塗るにも俺らの時代は刷毛だった。
どえらい面積の屋根だろうと刷毛一本で…

懐かしむように、憂うように話しながら静かにみなぎる確かなプライド。

昔の曖昧の記憶ですが、ジブリの宮崎駿監督は【もののけ姫】を描いている時点で一般人の7倍にあたる
地球7周分に匹敵する線を鉛筆で描いていたそうで。
大親方の、話しながら黙々と優しく撫でるように塗り進めていくその刷毛使いを見ていると
そのひと塗りひと塗りは、距離にするとどれだけの線になるのだろうかと想像したくなりました。

最近、大親方は心を込めて一塗入魂しながら
従業員の建てた新築の内装に使う材木を丁寧に刷毛で塗っています。