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塗装で木部保護

  • 工事日記

こんにちは、いつもお世話になっております。
気付けば入社丸一年が過ぎ去っていた鈴木です。
アッという間と言えばですが環境が変わり目まぐるしく変化したので
長かったような一年でした。

今年からはしっかりと会社に貢献できる一年に成るように
励む所存です。

日々職人さんの仕事を見学したり沢山の現場を視ていると
まだまだ知らなかった施工方法が毎日のように湧き出てきます。

今日はそんな中でも塗装職人さんの匠の技が光る
施工をご紹介させていただきます。

伝統的な日本家屋といえば瓦屋根が一番に思いつくと思うのですが
この会社に入社して【塗装】の観点から着目すると
木部にも目が行くようになりました。
特に軒裏の垂木や霧除け庇など小口の化粧飾りなど
日本人特有の侘び寂び美意識が感じられ単純にかっこいいなぁと
思うようになりました。

外壁も漆喰やモルタル・吹付やリシン壁など様々ありますが
この木部に関しては通常は木部専用の保護塗装を行います。
今回担当した現場では庇だけは無塗装だったので雨染みなどで
黒ずんだ木部にしみ抜きを行ってから
木部保護塗装を行いました。


専用のしみ抜き材を洗浄時に噴霧します

洗浄時に水養生を行いながら
噴霧し黒ずんだシミを浮き上がらせます。

しみ抜き一回目の洗浄後が

こうなります。
噴霧だとムラがでるのでこの後
職人さんの手塗りでもう一度しみ抜きを行います。

しみ抜き二回目の様子


通常の木部保護塗装を二度塗りをおこないました。

完了後になります。
木目がくっきり浮かび上がり風合いが格段に上がり
高級感を取り戻したようになります。
この木の色合いも職人さんが現状色になるべく近い
色に仕上げております。

今回初めて目の当たりにして足場の上で鳥肌が立つぐらいに
感動いたしました。
まさに一塗入魂の職人さんの技でした!

和風のお家にお住まいの方で無塗装の方は是非。